プーチン大統領より危険なイエレン議長-ウォール街調査が示す - Bloomberg
ウォール街の投資家やブローカーは、米金融当局の政策が他のマクロ要因全てを合わせたよりも大きなリスクだと考えている。コンバージェックスが市場のボラティリティ(変動性)について実施した調査から分かった。
コンバージェックスの主任市場ストラテジストのニコラス・コラス氏が調査結果について述べた。それによると、連邦準備制度理事会(FRB)が「政策を誤る可能性」が、市場へのマクロ面でのリスクとして最大のものだとの回答が51%に達した。それに対し、中東紛争を最大リスクとする回答は16%、ウクライナ問題は14%にとどまった。
「世界の資本市場で最も居眠り運転状態」にあるのはどこかとの問いには50%が米株市場を挙げ、米債券市場が25%でそれに続いた。調査はバイサイドとセルサイドを合わせ236社の顧客を対象に実施した。