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バイデン米大統領は22日、ガソリン価格高騰に苦しむ消費者のために価格を引き下げるよう、エネルギー企業に呼びかけた。

バイデン大統領はツイッターへの投稿で「今夏ガソリン価格は1.30ドル値下がりし、米国の家庭にとり朗報だ。しかし、エネルギー企業は過去最高レベルの利益を上げ、小売業者のマージンは通常の水準を30%上回っている」とし、「エネルギー業界は直ちに値下げを通じ、消費者に還元する必要がある」と述べた。

イエレン米財務長官は22日、米インフレの伸びが来年鈍化し始めるという見通しを示しつつも、ロシアのウクライナ侵攻に絡むリスクが存在するとし、米経済は引き続き供給ショックに対し脆弱という認識を示した。

イエレン長官は、インフレが経済的な不安感につながるため、根付くことを回避したいと強調。米労働市場は極めてタイトな状況で、インフレ圧力をあおっているものの、米連邦準備理事会(FRB)の能力に信頼を置いており、インフレに対応しつつ、堅調な労働市場を維持することを期待すると述べた。

イエレン米財務長官は22日、失業率の大幅な上昇なしにインフレが減速する経路を引き続き予想していることを明らかにした。米誌アトランティック主催のワシントンでのイベントで発言した。

  米連邦公開市場委員会(FOMC)は20、21両日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.75ポイント引き上げた後も、引き締めを継続する姿勢を示しており、成長鈍化やリセッション(景気後退)を招く恐れがある。

  同長官は米金融当局が恐らく「労働市場の圧力を一部緩和する必要があるが、失業率が」5%まで「必然的に上昇するとは言いたくない」と語った。

  サマーズ元米財務長官はインフレ率が2.5%を下回るまでに、失業率が最低6カ月間5%台で推移する必要があると予想しており、イエレン長官はサマーズ発言に関する質問に回答した。

原題:

Yellen Sees Path for Cooler Prices Without Jump in Jobless Rate(抜粋)

#米経済