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米FRB、金融政策指針の見直し必要=クリーブランド連銀総裁 | Reuters

クリーブランド地区連銀のメスター総裁は4日、連邦準備理事会(FRB)は、経済目標に向けた進展状況をより良く反映させるため、金融政策の指針を変更する必要があるとの認識を示した。


6月に就任以来、初の演説となった。総裁は地元経済関連のイベントで、インフレの兆候は心強く、物価とともに賃金も上昇していくとの見通しをFRBが持つべきとした。


総裁は、FRBは正常化に向けて舵を切る必要があるとの認識を示した。FRBのバランスシートが大きく膨れ上がると、正常化への道のりが複雑になると指摘した。


FRB連邦公開市場委員会(FOMC)声明で、債券買い入れ終了後も、事実上のゼロ金利を相当な期間(considerable time)継続する方針を示している。総裁はこの方針を変更すべきと訴えた。


総裁は「特に正常化を進めるなかで、より明確な意思疎通を心がければ、成果が生まれる」と話した。

米経済、FRB目標にかなり近づく=クリーブランド連銀総裁 | Reuters

クリーブランド地区連銀のメスター総裁は4日、国内経済状況が連邦準備理事会(FRB)の目標に「かなり」近づいたとの見方を示した。ただ、望ましい利上げ開始時期について言及を避けた。


総裁は就任後初めての講演に臨んだ後、記者団に「これまで長期間続いた状況と比べると、目標にかなり近づいたというのが私の見方だ」と指摘。FRBは利上げ時期よりも、金利政策の姿勢を左右する景気状況を注視すべきだと述べた。


講演後、会場から裁量的な金融政策アプローチを好むかと問われ、総裁は「裁量的に対して、わたしは体系的な金融政策の支持者だ」と答えた。ただ、単一のルールで状況判断や政策を決めるのでなく、複数ルールの結果を見極める意向を示した。


国内の労働参加率が低いことに関しては、循環的、構造的な要因を指摘した。