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「イスラム国」空爆1週間 共同作戦重視 NHKニュース

アメリカ軍は28日と29日の2日間、UAE=アラブ首長国連邦とヨルダンの軍と共同で、シリア国内の「イスラム国」に対し、東部のデリゾールや北部のアレッポ、それにラッカなどで合わせて8回空爆を行いました。
このうち、シリア北部のトルコとの国境に近いマンビジの近くで、「イスラム国」の車両が保管されている後方支援の拠点の施設を攻撃し、アメリカ軍は攻撃が成功したとみられるとしています。
アメリカ国防総省によりますと、シリアでの空爆はこの1週間で合わせて66回となり、このうち23回は中東各国の軍による空爆だということで、周辺諸国との共同作戦を重視し、攻撃を続けています。
空爆の作戦を担当するアメリカ空軍の高官は29日の会見で、一連の空爆で「イスラム国」の指揮系統は弱体化しつつあるとする一方、資金源を絶つにはかなりの時間がかかり、作戦は長期的なものになるという見方を示しました。
また、アメリカ軍などの空爆によって一般の市民が巻き込まれ死亡したとも伝えられていますが、国防総省のウォレン報道部長は29日、記者団に対し「裏付ける証拠は今のところ見られない。引き続き注視していく」と述べ、現時点で市民の犠牲は確認できないと強調しています。