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赤崎氏と天野氏 互いの功績たたえる NHKニュース

赤崎さんと天野さんの共同会見は、かつて赤崎さんが教授を務め、天野さんが大学4年生で参加した研究室があった名古屋大学で開かれました。
2人が受賞決定の発表後、顔を合わすのは初めてで、まず、固い握手を交わして受賞を喜び合いました。
会見で、師弟そろっての受賞が決まったことについて、赤崎さんは、「研究室を開いた時に最初に飛び込んできてくれた学生が天野さんで、私と同じくらい研究にのめり込んでくれた。同時受賞が決まってうれしい」と話しました。
これに対して、天野さんは「研究材料の見極めが最も大切なことで、赤崎先生の英断があった。なぜ、私も受賞することになったのかは分からないが、本当にうれしい」と話し、互いの功績をたたえ合いました。
また、互いの第一印象について、赤崎さんは「何でもこなせる学生で、出会った当初からパートナーとしてやっていけると感じていた」と話したのに対し、天野さんは「穏やかで、とても優しそうな先生だと思った」と話していました。
さらに、天野さんは科学研究の在り方にも言及し、「私たちが研究に取り組んだ窒化物の結晶化は、30年ほど前までは数多くある基礎研究の一つにすぎなかった。今回の受賞でそうした目立たない基礎研究の中にも、世の中で認められるものがあることを証明できた。どんな研究もないがしろにせず、幅広いテーマで研究が進められるようになってほしい」と話していました。

天野さんは、赤崎さんとの共同会見が終わったあと、引き続き、報道陣からの質問に答えて、自分の少年時代を振り返り、「中学生のころは何をやればいいのか分からなかったこともありましたが、高校に入ってようやく勉強することの意味が分かり、それが今につながっていると感じています。小学生や中学生で何をしたらいいのか分からない人も、自分の心にうそをつかず、向き合っていると必ず自分のやりたいことが見つかると思うので、それを信じて毎日を過ごしてほしい」と子どもたちにメッセージを送っていました。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141009#1412850985