https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

香港政府 学生側との対話を来週にも NHKニュース

香港では、民主的な選挙を求める学生や市民が、先月28日から中心部の幹線道路に座り込む抗議活動を続けていて、市民生活に影響が出ているだけでなく、ここ数日はデモ隊の一部と警察が衝突を繰り返し、エスカレートする懸念も高まっています。
香港トップの梁振英行政長官は16日午後、記者会見を行い、「香港の秩序を一刻も早く回復する必要がある」と述べ、強い危機感を示しました。
そして、政府側が先延ばしにしていた学生団体の代表との対話を早ければ来週にも行いたいとして、すでに仲介者を立てて学生団体側と接触していることを明らかにしました。
また警察も15日、警察官がデモの参加者を拘束する際に暴行を加えたとされる問題で、7人の警察官を停職にして、本格的な調査を始めたと発表しました。
政府側は、長期化する抗議活動の収束を急ぐ姿勢を強めていますが、梁行政長官は記者会見で、行政長官選挙への民主派の立候補を事実上、不可能にした中国の決定は撤回できないと改めて強調しています。
学生団体側は、政府側の対話の呼びかけに対して、まだ反応を出していませんが、あくまで決定の撤回を求めていることから、対話が実現するかは不透明です。