https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

PIMCO:10月に旗艦ファンドで米政府関連債の保有比率下げ - Bloomberg

パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は共同創業者のビル・グロース氏が退社した直後の10月に、旗艦ファンドで米国債と米政府関連債の組み入れ比率を1年ぶりの低水準に減らした。


PIMCOがウェブサイトで12日公表したデータによると、グロース氏が9月26日に同社を去るまで運用していた「トータル・リターン・ファンド 」(運用資産1709億ドル=約19兆7500億円)は10月に政府関連債の保有比率を35%と、昨年9月以来の水準に引き下げた。今年9月は38%、8月は41%だった。同ファンドで最大の割合を占めるこのカテゴリーには米国債や政府機関債、金利スワップ、インフレ連動債が含まれる。PIMCOは毎月の保有変動についてコメントしていない。


一方、新興市場債の組み入れ比率は16%と、2006年9月以降最高の水準に引き上げた。今年9月は10%、8月は9%だった。


PIMCOはグロース氏の突然の退社後、投資家の動揺を落ち着かせ解約食い止めに努めている。9月と10月で、トータル・リターン・ファンドの資金流出額は計510億ドルに達した。


トータル・リターン・ファンドはグロース氏の下で期間が短めの米国債に投資したが、こうした債券は今年、期間が長めの債券を下回るパフォーマンスとなっており、トータル・リターンの運用成績は今年、同種ファンドの大半に後れを取っている。ブルームバーグ米国債指数によると、期間が10年以上の米国債は年初から今月11日までのリターンがプラス17.87%だったのに対し、期間1−5年の米国債はプラス1.25%にとどまった。

Pimco Cuts Government-Related Debt in Total Return Fund - Bloomberg
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141111#1415702511
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20141108#1415443149