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弁護士中所克博

刑事弁護人のミッションは、検察官が架けようと目論む橋を揺さぶり破壊すること。効果的な破壊には、まず検察官橋を観察し、どの部品で橋の荷重を支えようとしているのかを見極める。そんな部品に照準を合わせ、的確に攻撃すべし。重要部品を叩けば、橋の危うさを気づかせることができる。

弁護士中所克博

刑事弁護科目は明らかに領空侵犯。だが、検察官の立証構造を見ず、検察官が撃ってきた橋の基本構造とは無関係なドーデモ弾まで全て叩き落とそうとする修習生がいる。同じクラスを受け持った複数の刑弁教官がぼやいていたのを思い出した。敵を叩くなら、まずその敵の構造をじっくり見極めるのが基本。

岡口基一

要件事実問題集って,俺が問題を作ったのではなくて,昭和40年代くらいから延々と,実務修習地で修習生相手に開かれていた勉強会で使われていた問題なんだよね。今ではそういう勉強会をしてくれる実務修習地ってごくわずかなんだけど,法曹の能力を高めてきたのは何よりも要件事実の演習だったんだよ

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