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2年国債の利回り 初めてマイナスに NHKニュース

28日の東京債券市場は、償還までの期間が2年の国債が買われ、午前中、利回りが一時マイナス0.005%となりました。
取り引きを仲介する日本相互証券によりますと、償還までの期間が1年以内の短期国債の利回りがマイナスをつけたことはありますが、新規に発行される2年を超える国債の利回りがマイナスとなったのは初めてで、国債を買うと逆に損失が出ることになります。
債券市場では、日銀が大規模な金融緩和のもとで大量の国債を買い入れていることから、金利が極めて低い状態が続いています。
こうしたなか、金融取引の担保の手段として国債を一定程度保有したい金融機関が損失を出してでも国債を買いたいとして需要が出たと見られます。
市場関係者は、「日銀が先月末に追加の金融緩和に踏み切ったことで、今後、償還までの期間がより長い国債も市場に出回る量が減るのではないかという見方から国債の不足感が強まっている」と話しています。

長期金利一時0.415%に低下 NHKニュース

28日の東京債券市場は日本国債を買う動きが強まり、長期金利の指標となる償還までの期間が10年の国債の利回りは、一時、0.415%まで低下しました。
これは去年4月以来、およそ1年8か月ぶりの低い水準です。
長期金利の低下はECB=ヨーロッパ中央銀行が、追加の金融緩和に踏み切るのではないかとの見方からヨーロッパ主要国の金利が一段と低下したことなどを受けて、日本の国債を買う動きも強まったことが背景にあります。
市場関係者は、「日銀が先月末に追加の金融緩和を決めて以降、償還までの期間がより長い国債でも出回る量が減るのではないかという見方もあり、市場では国債の不足感が強まっている」と話しています。