米GDPが11年ぶりの大幅な伸び、第3四半期確報値5.0%増 | Reuters
米商務省が発表した第3・四半期の国内総生産(GDP)確報値は、前期比年率で5.0%増と、市場予想の4.3%増を上回り、2003年第3・四半期以来11年ぶりの大幅な伸びとなった。経済成長の勢いが確実に強まったことが改めて鮮明になった。
改定値は3.9%増だった。消費支出や企業設備投資が従来推計より堅調だった。速報値からは計1.5%ポイントの上方修正となった。
第2・四半期の成長率は4.6%。2四半期連続の伸びとしては2003年以来の大きさとなった。
第4・四半期の成長率は鈍化が予想される。一方で、労働市場が急速に堅調さを増し、ガソリン価格が低下しており、来年の景気を十分後押しするとみられる。引き続き、連邦準備理事会(FRB)が来年半ばまでに利上げする見通しだ。