第11管区海上保安本部によりますと、23日午後5時50分ごろ、尖閣諸島の大正島沖の日本の排他的経済水域で、中国の海洋調査船「海大号」が何かを海に投げ入れたのを、警戒に当たっていた巡視船が確認しました。
巡視船が「日本の排他的経済水域で、同意のない調査活動は認められない」と無線などで伝えたところ、調査船はおよそ15分後の午後6時すぎに投げ入れたものを回収したということです。
この調査船は先月28日にも、尖閣諸島沖の日本の排他的経済水域で同様の活動をするのが確認されていて、海上保安本部が監視を続けています。