9日までに発表された声明では、すべてのモスクの宗教指導者に対し、金曜礼拝で最も強いことばで、暴力とテロを非難するよう呼びかけたほか、イスラム教の信者には、テロの犠牲者を悼み黙とうするよう呼びかけています。
また、11日に予定される主要な政党の幹部や市民が参加するデモ行進に参加することで、イスラム教徒も、フランスの価値観を守りながら平和に暮らすことを望んでいると示すよう呼びかけています。フランスには人口の7%に当たるおよそ450万人のイスラム教徒が暮らしており、声明は、事件をきっかけにイスラム教徒が不当な差別を受けるのを避けたいねらいがあるとみられます。