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ヨーロッパでは2011年にフランスでイスラム教徒の女性がベールで顔や全身を覆う「ブルカ」などの着用を禁止する法律が施行され、ベルギーやオーストリアなどでも同様の動きが広がっています。

スイスでも7日、顔を覆うことを禁止するかどうかを問う国民投票が行われ、開票の結果、賛成が51.2%、反対が48.8%の賛成多数で可決されました。

あらゆる方法で顔を覆うことを禁止するものだとしていますが、現地のメディアはイスラム教徒の女性が着用する「ブルカ」などが念頭に置かれていると伝えています。

スイスでは人口のおよそ5%がイスラム教徒とされていますが、現地の大学の調査では、顔を覆う「ブルカ」などを着用している人はほとんどいないということです。

それにもかかわらず、新たな規制が実施されることについて、現地のイスラム教徒の団体は「少数派であるイスラム教徒を除外するための明確なサインだ」として非難しています。

スイスでは2009年に行われた国民投票イスラム教の象徴的なモスクの塔「ミナレット」の新たな建設が禁止されていて、今回の規制も議論を呼びそうです。