IMFがシャフィク氏の後任副専務理事を発表、新設ポスト兼務 | Reuters
国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は14日、ブラジルの資源大手ヴァーレ(VALE5.SA: 株価, 企業情報, レポート)に在籍していたカルラ・グラッソ氏が2月2日付で副専務理事に就任すると発表した。
昨年春に、イングランド銀行(英中央銀行)の副総裁ポストに就くため退任したシャフィク副専務理事の後任。グラッソ氏は新たに新設される首席管理官も兼務し、予算や人事などの業務管理を担当する。
ラガルド専務理事は同氏について「素晴らしい指導力と戦略的なマインド、業務管理能力を持つ人物」と評価した。
グラッソ氏は、ブラジルとイタリアの国籍を持つ。2011年まで14年間ヴァーレに在籍していたほか、ブラジル政府での職務や世界銀行でコンサルタントを務めた経験もある。