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欧州で金の現物購入増える、中銀決定やギリシャ総選挙が背景 | Reuters

欧州中央銀行(ECB)の量的緩和決定やスイス中銀によるスイスフラン上限撤廃、ギリシャ総選挙での反緊縮派の勝利で金融市場が混乱し、ユーロ圏に先行き懸念が生じたことを背景に、安全資産とされる金の現物購入が1月に欧州で大幅に増えた。

独デグサによると、ドイツにおける1月の金貨販売は前年同月比35%増となった。


同社のWolfgang Wrzesniok-Rossbach最高経営責任者(CEO)は「1月はギリシャ総選挙やスイスフランの動揺で多くの顧客が金を買い入れたため、非常にビジネスが盛り上がった。その結果、ドイツでは顧客の取引高に関する限り過去最高の月となった」と述べた。ユーロ建て金価格が21カ月ぶりの高値を付けたことを受け、売り買いともに活発化したという。

金貨販売で知られるオーストリア造幣局は、地金型金貨「ウィーン金貨ハーモニー」の1月販売量が4万4715オンスとなり、前年同月比6%増えたと明らかにした。

ユーロ建ての金価格XAUEUR=Rは1月、21カ月ぶりの高値1オンス=1167.94ユーロを付けた。