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【関西の議論】打倒ハーバード? 京大の?超々?難関入試 総長のラブコールに有名進学校は… - 産経WEST

 「自由の学風」を伝統とし、数多くのノーベル賞受賞者を輩出している京都大が、来春の入学者を対象とする平成28年度学生募集から「特色入試」の本格導入に踏み切る。特色入試で京大が求める学生は、これまでのようにどの科目でも学力が高い?優秀な学生?ではない。特定の分野に偏っていても卓越した能力を発揮する「とんがった人材」(大学関係者)だ。

 なぜ、特色入試を導入するのか。


 昨年10月に就任した山極(やまぎわ)寿一総長は「飛び抜けた部分を評価することによって、さまざまな特色を持った学生を集めたい」と言い切る。


 「同じような能力の学生同士が競争しても新しいことは生まれにくい。いろんなタイプの学生が対話を重ねて切磋琢磨(せっさたくま)することで、世界を変えるような独創的なアイデアが生まれるのではないか」


 一方、こうした改革の背景として「これまでのような一律に学力を判定する入試では、多様な能力を持った若者をきちんと評価できていなかったという反省がある」とも話した。


 近年、飛び抜けた能力を持つ優秀な高校生が東京大や京大といった日本のトップ大学でなく米国など海外の大学に直接進学する現象がみられる。山極氏はこうした流れにも危機感があるといい、「将来の日本を支える人材は日本人としてのアイデンティティーを持ってほしい。まず日本の大学で学んだ上で世界に羽ばたいてもらいたい」と語る。


 そして受験生にこう呼びかけた。


 「大学に入ってやりたいこと、卒業してからやりたいことをきちんと考えてほしい。京都大学はそんな若者を待っている」と。

 京大への合格者数で例年トップを誇る洛南高(京都市南区)の教諭で、昨年末に京大が実施した高校向けの説明会に出席した小林孝氏は個人的な感想と断った上で、「大学は学問をするところ。入学してから何をやりたいか考えてほしいというのは良いことだと思う」と評価する。

圭角がある程に志の高い者を選抜すべき。
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