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中国・山西省の汚職「組織的で根深い」 NHKニュース

向こう1年の重要政策を話し合う全人代全国人民代表大会が開かれているのに合わせ、6日、山西省トップの王儒林書記が北京で記者会見を開きました。
この中で、国営メディアの記者が「数千人のブラックリストがあると言われるが、汚職の現状はどうか」とただしたのに対し、王書記は、「石炭業界が最も汚職が深刻で、交通や国土などの部門も腐敗の多発地帯だ。腐敗は、個別で孤立したものではなく組織的で根が深い」と述べ、党や政府の幹部らを引き続き徹底して汚職で摘発していく方針を示しました。また、汚職摘発のあおりで、省の幹部ポスト300近くが空席のままになっていることも明らかにしました。
中国では習近平政権の発足以来、前例のない規模の汚職の摘発が進められていますが、このうち山西省を巡っては、胡錦濤国家主席の側近で、共産党の指導部の高官だった山西省出身の令計画氏が重大な規律違反の疑いで調査を受けているほか、数百人規模の山西省の政府高官が石炭業界の利権に絡むなどして相次いで摘発されています。