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過激派組織IS イラクで劣勢もシリアで攻勢 NHKニュース

イラクの政府軍は、アメリカなど有志連合による空爆の支援を受け、北部の主要都市ティクリットの大部分を過激派組織ISから奪還し、逃走するISの戦闘員の掃討作戦を進めるとともに、ISの最大の拠点モスルの奪還を目指しています。
これに対し、ISは、イラクでティクリットから撤退し、劣勢が伝えられる一方で、隣国シリアでは1日、首都ダマスカス郊外の反政府勢力が拠点とする地区に攻撃を仕掛け、地元の活動家によりますと、戦闘は2日も続いているということです。
ISは、シリア北部や東部の広い範囲を支配していますが、アサド政権や反政府勢力が勢力を維持している南部の首都の周辺に攻撃を仕掛けるのは極めてまれです。
これについて、イギリスを拠点にシリア国内の情報収集をしている「シリア人権監視団」は2日、NHKの取材に対して、「ISは、シリア全土、特に首都ダマスカス周辺に勢力を広げていることを誇示するねらいがある」と分析しています。
ISは、シリアがイラクとは異なり、有志連合と連携する地上部隊が展開していないことから、支配地域の拡大に力を入れているものとみられます。