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中国李首相 過去の談話踏襲求める NHKニュース

李克強首相は14日午後、北京の人民大会堂で、友好団体の訪問団を率いる河野元衆議院議長と会談しました。
この中で、李首相は「この数年間、中日関係は困難な状況に直面してきたが、互いに改善する意思を持っている」と述べました。そのうえで、「河野談話村山談話は、日本政府が歴史問題を正しく認識する基本的な原則精神だ」と述べ、安倍総理大臣が戦後70年のことし発表する「総理大臣談話」を念頭に、過去の談話の内容を踏襲するよう求める中国の立場を強調しました。
一方、中国が設立を提唱しているAIIB=アジアインフラ投資銀行について李首相は、「既存の国際金融のシステムにも欠陥はあると思う。これを改革し、完全なものにしていくことも重要だ」と述べ、設立の意義を強調しました。そして、「創設メンバー国は銀行のルール作りに対し発言する権利があるが、あとから参加した国も発言権が得られないということではない」と述べ、日本の参加も歓迎する姿勢を示しました。

翁長知事 李首相に経済交流促進要望 NHKニュース

翁長知事は、河野元衆議院議長が会長を務める「日本国際貿易促進協会」の訪問団の一員として11日から5日間の日程で中国の北京を訪れていて、14日午後、人民大会堂で、河野元議長らと共に、李克強首相とおよそ1時間にわたって会談しました。
この中で翁長知事は、「沖縄はかつて琉球王国として、中国をはじめ、アジアとの交流の中で栄えてきた歴史がある。当時、福建省からは5、600人が帰化し、多くの技術や文化を伝えてくれた」と述べて、中国の沿海部との関係の深さを強調しました。
そのうえで、「福建省に新たな自由貿易試験区が設けられると聞いているが、ぜひ、沖縄との交流も促進させていきたい」と述べ、福建省をはじめとした中国各地との経済交流に期待を示しました。
これに対し、李首相は「中日両国には2000年にわたる交流がある。両国の地方どうしの交流を積極的に支持している」と述べて、中国の地方都市と沖縄との交流拡大を歓迎する考えを示しました。