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これについて、共産党の小池書記局長は記者会見で、「化学兵器の使用は、いかなるものであれ許されないが、国際法上の根拠についても確かめようとせず、政府が『アメリカの決意を支持する』と言っているのは、非常に無責任な態度ではないか。今回の政府の対応を国会の場で厳しく追及したい」と述べました。


そのうえで、小池氏は「一方的な軍事行動も辞さないトランプ政権のやり方に、国際法上の根拠も聞くことなく支持するのは、『トランプ追随』がひどすぎる。こうした危険な道を日本は歩いていいのか。今こそ、自主自立の外交、対米従属からの脱却が必要になる」と述べました。


李克強首相は、10日夕方、北京の人民大会堂で、河野元衆議院議長が率いる日本からの訪問団と会談しました。


この中で李首相は、「中国にとって中日関係の重要度は高い。両国関係が正常な軌道に戻るよう努力していきたい」と述べ、日本との関係改善に前向きな姿勢を示しました。また河野氏が、さきの米中首脳会談の結果を踏まえた、北朝鮮の核・ミサイル開発に対する中国の考えを尋ねたのに対し、李首相は、「この問題はエスカレートさせるのではなく、緩和していくべきだ。中国もやるべきことがあるし、中日の間でもともにできることがある」と述べ、日中両国が協力して、対話による解決をはかるべきだと強調しました。この発言には、北朝鮮の問題で中国が、さらに大きな役割を果たすべきだという考えで一致している日米の動きをけん制する狙いもあるものと見られます。


このほか、李首相は、訪問団が視察する予定の中国の東北部の現状について「経済の構造転換の努力が引き続き必要で、大きな困難に直面している」と認めたうえで、「皆さんの大きな力も必要だ」と述べて、日本からの投資に期待を示しました。

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東京に駐在するシリアのワリフ・ハラビ臨時代理大使は、アサド政権が化学兵器を使用したとして、アメリカがシリア中部の空軍基地へのミサイル攻撃を行ったことを受けて、11日、都内で記者会見しました。


この中でハラビ臨時代理大使は、アサド政権は化学兵器を使用したことはないと主張したうえで、「化学兵器を誰が使用したかは、まだ調査が行われていない。こうした中でのアメリカの攻撃は国連憲章などに違反していて違法だ」と述べて、強く非難しました。


今回の攻撃をめぐり、日本政府は「化学兵器の拡散と使用は絶対に許さない」という、アメリカ政府の決意を支持するともに、攻撃に理解を示しています。


これについて、ハラビ臨時代理大使は「日本にはシリアの問題で、もっと重要な役割を担ってほしい。国際法や国の主権を尊重しない国を支持するべきではない」と述べて、日本の対応を批判しました。