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ポーランド大統領選、野党候補の当選確実 現職が敗北認める | Reuters

24日行われたポーランド大統領選の決選投票は、出口調査によると、野党「法と正義」のドゥダ氏が得票率53%と、与党「市民プラットフォーム」の現職コモロフスキ氏の47%を上回り当選を確実にした。


コモロフスキ氏はドゥダ氏の勝利を祝福するとし、敗北を認めた。


当初は再選がほぼ確実視されていたコモロフスキ氏の敗北は、有権者の間で、経済的な繁栄が平等に享受できていない、との不満が広がっていることを示唆。年内に議会選を控える与党に動揺が広がっている。


「法と正義」はカトリック教会に近く社会的に保守的。市場では、「市民プラットフォーム」ほど企業寄りではない、と見られており、出口調査の結果が公表されると、通貨ズロチは対ユーロで1%下落した。


ポーランドでは、首相が政府のトップだが、大統領は軍のトップであり、外交や法案可決、中銀総裁の指名などにおいて強い権限を持つ。

ポーランド大統領選 野党候補が勝利宣言 NHKニュース

任期満了に伴うポーランドの大統領選挙は、今月10日に行われた投票で過半数の票を獲得した候補者がいなかったことから、24日、中道右派の与党が支援する現職のコモロフスキ氏(62)と保守系の最大野党のドゥダ氏(43)の上位2人による決選投票が行われました。
日本時間の25日午前5時半にポーランドの国営テレビが発表した出口調査では、ドゥダ氏が53%、コモロフスキ氏が47%の得票率となりました。これを受けてドゥダ氏は支持者の前で勝利宣言を行い、「すべての国民のための大統領になる」などと抱負を語りました。
一方、コモロフスキ氏は敗北を認めました。
ドゥダ氏は43歳。党の法律顧問や大統領府の次官などを歴任し、現在はヨーロッパ議会の議員を務めています。今回の選挙戦では、年金の受給年齢の引き下げや低所得者への減税などを訴えて、急速に支持を伸ばしていました。
ポーランドは政治の実権は首相が握りますが、大統領も法案の拒否権など一定の権限を持ち、ドゥダ氏が単一通貨ユーロの導入に否定的なことなどから、ポーランドがこれまで進めてきたEUとの関係強化に消極的になる可能性も指摘されています。

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