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首相 日米首脳会談でG7対応を協議 NHKニュース

G7サミット=先進7か国首脳会議は今月7日と8日、ドイツ南部のリゾート地エルマウで開催され、安倍総理大臣はこれに先だってウクライナを訪れ、ポロシェンコ大統領との首脳会談を行ったあと、現地に入ることにしています。
今回のサミットでは、海洋進出を強める中国や、散発的な戦闘が続くウクライナ情勢、過激派組織IS=イスラミックステート、それに地球温暖化への対応などを巡って意見が交わされる見通しです。
こうしたサミットの議題を見据えて、安倍総理大臣は、ことし4月のアメリカのオバマ大統領との首脳会談で、中国やウクライナ情勢を踏まえた対ロシア外交などを巡って緊密に対応を協議していたことが明らかになりました。
このうち、中国について、安倍総理大臣は「軍事力を背景に東シナ海南シナ海で一方的な現状変更の試みを続けている」として、日米同盟が抑止力になっているという考えを示したのに対し、オバマ大統領も日米同盟の重要性を指摘したということです。
また、対ロシア外交を巡って、安倍総理大臣がプーチン大統領の日本訪問を年内にも実現したい意向を示しているのに対し、オバマ大統領はタイミングなどには十分配慮してほしいという考えを示したということです。
日米首脳会談の成果なども踏まえ、安倍総理大臣は、今回のサミットで中国やロシアとの対話の重要性も強調しながら、力を背景とした一方的な行動は容認できないという立場を示す考えで、G7として、法の支配の順守を結束して求めていく強力なメッセージを首脳宣言で打ち出せるかどうかが焦点となります。

安倍首相 ウクライナ訪問とG7出席 NHKニュース

それによりますと、安倍総理大臣は、今月5日に日本を出発し、まず、ウクライナを訪れ、ポロシェンコ大統領と首脳会談を行ったあと、ドイツに移動して、G7サミット=先進7か国首脳会議に出席し、9日に帰国することになっています。
官房長官は記者会見で、「G7では、世界経済、地域情勢、気候変動、エネルギー、開発などの国際社会の喫緊の課題について首脳間で意見交換が行われる予定だ。来年、わが国はG7議長国となるので、サミットでの議論に積極的に貢献し、日本でのサミットにつなげていきたい」と述べました。
また、菅官房長官は、日本の総理大臣として初めてとなるウクライナ訪問について、「G7次期議長国として、わが国がウクライナ情勢の平和的解決に関与し、ウクライナの国内改革を積極的に後押ししていることを改めて示すことが期待される」と述べました。
一方、菅官房長官は、記者団が、ウクライナと対立するロシアとの関係に与える影響について質問したのに対し、「影響を与えるものではないと判断している。プーチン大統領の日本訪問と岸田外務大臣のロシア訪問は、種々の要素を考慮して検討していきたい」と述べました。