https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

ホワイトハウス“爆破”電話も大統領避難させず NHKニュース

アメリカの首都ワシントンのホワイトハウスで、9日、アーネスト報道官の定例の記者会見中に、記者会見室を爆破するという内容の脅迫電話が警察に入りました。会見は中断され、警備を担当するシークレットサービスの指示で記者は一斉に避難しましたが、危険物は見つからず、会見はおよそ30分後に再開されました。
しかし、当時、オバマ大統領が近くの執務室にいたにもかかわらず、シークレットサービスが大統領を避難させなかったことが分かり、再開後の記者会見では記者団から「われわれが避難するほど深刻だったのに、なぜ大統領は避難しなかったのか」などと、ホワイトハウスの危機管理態勢を批判する声が相次ぎました。
ホワイトハウスでは去年、刃物を持った男などが侵入する事件が相次ぎ、警備体制の抜本的な見直しを進めていて、オバマ大統領を避難させなかったことで批判が再び強まることも予想されます。
一方、ホワイトハウスでの騒ぎに先立ち、アメリカ議会上院の建物に対しても爆破予告の脅迫電話があり、公聴会が一時、中断されるなどしましたが、危険物は見つからなかったということです。