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欧州の株式市場 大幅下落 ギリシャの懸念強まり NHKニュース

週明けの29日のヨーロッパの主な株式市場では、ユーロ圏各国がギリシャへの金融支援を今月末で終了する方針を示し、ギリシャ債務不履行に陥る懸念が一段と強まったことから、ほぼ全面安の展開となっています。
主な株価指数は、日本時間の午後5時の時点で、先週末の終値と比べ、イタリアのミラノ市場とスペインのマドリード市場でおよそ3.8%、ドイツのフランクフルト市場とフランスのパリ市場でも3%以上、それぞれ下落するなど、各市場で株価が大きく値下がりしています。一方、ギリシャアテネ市場は、政府が銀行の預金の引き出し制限を実施したことを受けて、休場となりました。
また、債券市場でもギリシャ国債が売られ、10年ものの国債の利回りは急上昇して、14%台をつけているほか、イタリアやスペインの国債の利回りも上昇しています。さらに、外国為替市場でもギリシャがユーロ圏から離脱すれば、通貨ユーロに対する信用が損なわれるとして、ユーロが主要通貨に対して売られる展開となっています。
市場関係者は「IMF国際通貨基金への債務の返済期限まであと1日となり、市場の緊張感が高まっている」と話しています。