米中小企業、6月は雇用増が停滞 失業率上昇の恐れ=NFIB | Reuters
米中小企業の業界団体、全米独立事業者協会(NFIB)が1日公表した月次調査で、6月は中小企業の雇用は前月まで5カ月連続で伸びた後、ほぼ横ばいとなったことがわかった。
NFIBの首席エコノミスト、ウィリアム・ダンケルバーグ氏は、6月の状況を踏まえると失業率が上昇する恐れがあるとしている。
NFIBによると、52%の中小企業が雇用を拡大したか、拡大しようとしたと回答したが、このうち44%が適切な人材はほとんど採用できなかったか、まったく採用できなかったと回答した。
雇用拡大を検討しているとの回答は16%と、前回調査から6ポイント低下。反対に雇用削減を検討しているとの回答は6%と、2ポイント上昇した。