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ギリシャ 新財務相に“交渉役”の副外相 NHKニュース

ギリシャでは財政緊縮策受け入れの賛否を問う国民投票の結果、受け入れ反対が多数となりましたが、一夜明けた6日、バルファキス財務相が突然、辞任を表明しました。
ギリシャ政府は、その後任にEUなどとの金融支援の交渉役を担ってきた副外相で経済学者でもあるツァカロトス氏を就任させると発表しました。
前任のバルファキス財務相を巡ってはユーロ圏の一部から、協議を進めるうえで障害になっていたという指摘もあり、チプラス首相も辞任は今後の合意形成に役立つと判断したとしています。
地元メディアによりますと、2009年にギリシャが財政危機に陥ってから今回で8人目の財務相となりますが、ギリシャ政府は支援協議に精通しているツァカロトス氏を充てることで、協議を加速させたいねらいがあるものとみられます。
ツァカロトス氏は就任の記者会見で、「低所得、中所得の人たちは実現可能な解決策を示すことができる政府に期待している」と話し、国民投票で緊縮策受け入れに反対したとみられる人たちの支持を後ろ盾に、協議に臨んでいく姿勢を示しました。