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安保法案衆院通過 与野党の反応 NHKニュース

自民党の谷垣幹事長は、「日本の平和を守る、極めて大事な法案であり、大変うれしく、ほっとしている。野党も、討論でそれぞれの意見を述べた形で終えることができ、整斉粛々と運ぶことができた。参議院の審議があるので、この法案の持つ意味を、国民にもよく理解をしてもらえるよう、さらに努力しなければならない」と述べました。
また、谷垣氏は、法案に反対する人たちの国会周辺での抗議行動について、「60年安保のときなど、いろいろ見てきたが、比較的平穏ではないか」と述べました。


公明党の山口代表は、「これまでの安全保障関係の法案審議の中でも、最も時間を費やし、野党にも多大な時間を割いて議論してきたが、最終的に混乱なく可決できたことは、大変よかった。一部の野党は、採決で態度を明らかにしなかったが、やはり結論を示すべきだ」と述べました。


民主党岡田代表は、「議論をしても国民が納得しない状況のなかで、早くやるしかないと行われた『追い込まれ強行採決』だ。断固、認めるわけにはいかない。国民の期待にしっかり応え、しっかり説明していきたい。これから参議院での議論がスタートするが、国民の支持を増やして、廃案に追い込む」と述べました。


維新の党の松野代表は、「われわれが作った案を、きっちりと取り扱ってくれという立場だった。いきなり審議を打ち切って強行採決をした政府・与党に憤りを感じている。参議院に、われわれの案を提出するかどうかは、党で協議をして決めるが、政府案の問題点を指摘していく」と述べました。


共産党の志位委員長は、「憲法違反の『戦争法案』の採決強行に、満身の怒りを込めて抗議する。安倍総理大臣は、丁寧な説明をすると言いながら、国民の疑問や不安にまともに答えずに採決を強行した。民主主義のいちばんの中心を踏みにじる独裁政治、専制政治の姿が表れていて、断じて許せない」と述べました。


次世代の党の松沢幹事長は、「日本を取り巻く安全保障の状況が激変し、新しい危機や脅威が周りにたくさんあるなかで、安全保障の体制を確立することは大きな責務なので、われわれは法案に賛成した」と述べました。


社民党又市幹事長は、「強行採決に、激しい憤りをもって抗議する。審議をすればするほど、『戦争法案』が憲法違反であることは明らかであり、廃案にするしかない」と述べました。


生活の党と山本太郎となかまたちの小沢代表は、「全くの無原則のまま、時の政府の判断で、日本が攻撃されているかどうかにかかわらず、武力行使を行うという、国民と国を危うくする法案を国会で通すべきではない」と述べました。


日本を元気にする会の松田代表は、「国民の反対意見が大きくなるので、『60日ルール』の適用が可能な状態で、採決してしまおうというのが政府・与党の本音であり、国民を愚弄することは許されない」と述べました。