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米4〜6月のGDP 2.3%のプラス成長 NHKニュース

アメリカ商務省が30日発表した、ことし4月から6月までの第2四半期のGDPの速報値は、年率に換算した実質で、前の3か月に比べて2.3%のプラス成長となりました。
項目ごとに見ますと、GDPのおよそ7割を占める個人消費は2.9%のプラスに上向きました。また、西海岸の港湾ストライキの影響で落ち込んでいた輸出も5.3%のプラスに回復し、住宅投資も6.6%のプラスを維持しました。ただ、企業の設備投資は0.6%のマイナスに転じ、振るいませんでした。
一方、寒波の影響で0.2%のマイナスとなっていた1月から3月のGDPは、統計の見直しによってプラスの0.6%に上方修正されました。
今回の結果は、アメリカ経済の冬場の低迷は一時的で、景気が春から夏にかけて回復軌道に戻ったことを示すものです。
アメリカの中央銀行に当たるFRB連邦準備制度理事会は、29日、金融政策を決める会合で、景気改善が続けばゼロ金利政策を解除して利上げを行う方針を維持し、市場では早ければ9月にも利上げが行われるのではないかという見方が強まっています。
今回、利上げの判断を左右するGDPが回復したことで、今後、公表される雇用や物価の指標などに一層、注目が集まることになりそうです。


#FRB #利上げ #GDP