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6月の完全失業率 3.4%に悪化 NHKニュース

総務省によりますと、先月の就業者数は6425万人で、前の年の同じ月に比べて36万人増えて7か月連続で増加しました。一方、完全失業者数は224万人で、前の年の同じ月に比べて21万人減って、61か月連続で減少しました。
季節による変動要因を除いた全国の完全失業率は3.4%となって、前の月に比べて0.1ポイント悪化しました。
また、パートや派遣社員、アルバイトなどの非正規労働者は、前の年の同じ月に比べて34万人増えて1970万人でした。

6月の有効求人倍率 1.19倍 NHKニュース

厚生労働省によりますと、先月の有効求人倍率は、季節による変動要因を除いて1.19倍で前の月と同じで、平成4年3月以来の高い水準が続いています。
都道府県別で見ますと、東京都が1.73倍と最も高く、次いで、福井県が1.64倍、岐阜県広島県が1.51倍などとなっています。一方、最も低かったのは埼玉県で0.82倍、沖縄県が0.85倍、鹿児島県が0.86倍などとなっています。
また、新規の求人数は、前の年の同じ月と比べて6.8%増えました。これを産業別でみますと、教育、学習支援業が20.4%、宿泊業、飲食サービス業が14.1%、卸売業、小売業が10.6%、それぞれ増えました。
厚生労働省は、「全国的に堅調な雇用情勢が続いている。引き続き、中国経済など、日本の雇用に影響を与える可能性のある海外の景気を注視していく」としています。