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皇后さま 冠動脈の一部に軽度の狭さく NHKニュース

皇后さまは、ことし6月末頃から胸の痛みの症状が見られ、先月受けた心電図による検査の結果、冠動脈の血液の流れが悪くなる「心筋虚血」の疑いがあることが分かり、9日午後、東京・文京区の東京大学附属病院で、造影剤を使った冠動脈のCT検査を受けられました。
その結果、3本ある冠動脈の2本の一部に、動脈硬化による比較的軽度の狭さくがみられることが分かりました。しかし、胸の痛みの原因となるような高度の狭さくは見られず、皇后さまの場合、ストレスなどによって血管が一時的に収縮して狭さくが生じ、血流が悪くなっている可能性が考えられるということです。
宮内庁によりますと、皇后さまは、今後はこれまでどおりの日常生活を続けられる一方で、激しい運動や強いストレスを避けるような配慮が望まれるということです。また、今後とも注意深く経過観察を行い、胸の痛みなどの症状に変化が見られた場合には、適宜、薬による治療を受けられることもありえるということです。
天皇皇后両陛下は、検査結果を伝えられた際、手術という結果にならず安どされた様子だったということですが、宮内庁は、さまざまな配慮を通じて皇后さまの精神的な負担を軽くすることを考えていかなければならないとしています。