26日の東京株式市場は、午前中、不安定な値動きとなりましたが、午後に入ってから、上海市場をはじめアジア各国の市場で株価が上昇したことなどを受けて全面高の展開となり、日経平均株価は一時、600円以上上昇しました。
結局、日経平均株価の終値は、25日より570円13銭高い1万8376円83銭となりました。
株価の値上がりは今月17日以来7営業日ぶりのことで、値上がり幅は終値としてことし最大となりました。
東証株価指数=トピックスは46.32上がって1478.97、1日の出来高は34億4739万株でした。
市場関係者は「中国の中央銀行『中国人民銀行』がきのう、景気下支えのため追加の金融緩和策を決めたが、午前中は上海市場で売り買いが交錯したことで、これにつられるように東京市場の株価は不安定な値動きとなった。しかし、午後に入って上海市場で株価の上昇傾向が鮮明になったことなどを受け、このところ値下がりしていた株を買い戻す動きが一気に強まり、株価が大幅に上昇した」と話しています。