この調査は、アメリカ軍普天間基地の移設先とされる名護市辺野古で、政府がすべての工事を中断する来月９日までの間、沖縄県が日米両政府の合意を受けて、立ち入り禁止区域に入り実施するものです。
３１日は午前９時半に沖縄県の職員やダイバーが名護市の港から出港し、調査地点のある辺野古沖に向かいました。
辺野古沖では移設計画を進める沖縄防衛局が立ち入り禁止区域を示すフロートのおもりとしてコンクリートブロックを設置していて、県の職員らはこうした作業によって許可なくサンゴ礁が破壊されていないかを調べるということです。調査は今月１９日から実施する予定でしたが、台風の影響で延期となったため、３１日から１０日間行われ、ダイバーの休養日などが必要なため、調査の終了は工事中断期限の来月９日を越え、来月１２日以降になる見通しです。
