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グーグルの書籍電子化、著作権法に違反せず=NY連邦高裁 | Reuters

米インターネット検索大手グーグルが大量の書物を無断で電子化したことが著作権侵害に当たるとして、米作家協会と複数の書籍の著者が訴えていた裁判で、ニューヨーク連邦高裁は16日、原告の請求を却下した。グーグルの行為は著作権法に違反することなく公共サービスを提供するものだとしている。


グーグルは2004年、オンライン図書館プロジェクトを立ち上げた。著者側は翌05年に違法な電子化で印税が減るとして訴訟を起こしていた。


オンライン図書館では、数千万冊の書籍の抜粋を閲覧できる。グーグルは、読者が書籍を探しやすくなり、今までの検索方法では見つけられなかった本に出会えるとし、書籍の売り上げ増加に貢献すると主張していた。


この日の判決は3人の判事の全員一致。グーグルの行為は「(書籍の)公正利用の限界を試す」事案だとしつつ、実際に読めるのは利用者が検索した言葉に関連する部分に限定されており、著作権法には違反しないとした。