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東大卒で出世する人、しない人…どこが違うのか?――鈴木寛×津田久資対談【最終回】|あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか|ダイヤモンド・オンライン

なぜそんなことになってしまうかというと、そもそも頭の中に「正しい文章」が入ってないから。

まず「単語の意味」を徹底的につかむ必要があるし、さらには暗唱してしまうくらい「ちゃんとした文章」を読まないといけない。

たとえば私は、東大と慶應でも教鞭をとっているんですが、ゼミの学生たちが「教え合う」ように仕向けています。思えば「精力善用 自他共栄」の精神が行き届いた灘高にも「教える」文化がありましたよね。
受験のときも個人技というよりは団体戦を戦っているようなイメージ。受験生同士が得意科目を教え合っていました。

あと、教えられる側にとっても、仲間から教わったほうが、わかりやすかったりするんです。


先生たちはもう何十年も前に理解したことを教えているわけだから、そもそも自分がどうやって理解したのかという「プロセス」を忘却してしまっているんですよ。


一方、同級生というのは、つい1カ月前くらいに理解したばかりだったりするから、理解までのプロセスをビビッドに覚えている。「このルートをたどり、この瞬間に自分はわかった」という体験が頭の中に残っているから、先生よりもうまく教えられることがある。

「先生が教えずに生徒たちに考えさせる、教え合わせる」というのはハーバードなんかも一緒だと思います。灘高に追いつこうと頑張っている学校がなかなかうまくいかないのは、先生たちが一生懸命「教えよう、教えよう」と努力してしまっているからかもしれませんね。


私もゼミを設計するときには、「縦の学び」「横の学び」「斜めの学び」のバランスを気にするようにしています。同級生間の横の学び、先輩後輩の斜めの学びをうまくかみ合わせれば、本来、縦の学び(先生・学生の学び)はゆるいほうが、学生は伸びるんですよ。

灘はやっぱり横の学び、斜めの学びがよかった。先生が教えない教育。そうすると自主的に考えますから。でもこれには、どうしても教員のほうに我慢がいるんです。

最高の教育とは「教えない教育」である

助け舟を出さない教育って、僕もとても大事だと思っています。やはり自分で考えて、自分でわかったことは忘れないないですから。

【津田】ボキャブラリーの豊富な人材と言うと、僕はいつも芸人を思い浮かべるんです。


【鈴木】私も前から芸人さんについては「この人たち、めちゃくちゃ頭の回転がいいな〜」と思っていますよ。彼らはずっとネタを考えていますから、相当、地頭も鍛えられている。ああいう頭のよさが、これからの日本には本当に必要なんですよ。

結局、大外れの落ちで終わり。
なぜそうなるのか。
それは本格の学問が無いから。


#クイズ芸人 #お笑い #灘高-東大法 #中学入試脳 #学歴エリート #民主党 #misdirection


そもそも我々の言う「自分で考える」とは「頭で考えない」「人知を使わない」ことをいう。

http://d.hatena.ne.jp/d1021/20151222#1450781122
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20140805#1407235311
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