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ロシアに続いてブラジルも 6年ぶりのマイナス成長 NHKニュース

ブラジル政府が3日に発表した去年1年間のGDP=国内総生産の伸び率は、前の年と比べてマイナス3.8%で、リーマンショックの影響を受けた2009年以来、6年ぶりのマイナス成長となりました。
背景にはブラジルの主要な輸出品の鉄鉱石などの資源価格が低迷していることがあり、工業全体がマイナス6.2%と落ち込みました。それに伴い、雇用情勢の悪化などで個人消費がマイナス4%と12年ぶりのマイナスとなったほか、先行きの不透明感が増して、企業の設備投資がマイナス14.1%と大幅に悪化しました。
一方、ブラジルとともにBRICSと呼ばれる新興5か国に名を連ねるロシアも、2015年のGDPの伸び率がマイナス3.7%と、6年ぶりのマイナス成長になっています。背景にはロシアの主な輸出品の原油の価格下落があり、資源安がロシアとブラジルの新興2か国の景気に打撃を与えている実態が鮮明になっています。