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日ロ関係筋によりますと、プーチン大統領側近のナルイシキン下院議長は、ことし6月に東京都内で開かれる文化イベントに合わせて来日し、その際に原爆の犠牲者を追悼するため、広島を訪問することを検討しているということです。
アメリカは今週、広島で開かれたG7=主要7か国の外相会合に合わせてケリー国務長官が現職の閣僚として、初めて平和公園を訪れて犠牲者を追悼しました。
さらにオバマ大統領が来月の伊勢志摩サミットに合わせて広島訪問を決断するかどうかが焦点となっており、アメリカの動向が再び注目を集めています。
ロシアは2年前のウクライナのクリミア併合を巡って、G8=主要8か国の枠組みから排除され、とりわけアメリカと対立を深め、第2次世界大戦でのアメリカによる広島、長崎への原爆投下に対しても批判を強めてきました。
核戦力でアメリカと対じするロシアとしても要人を派遣することで、原爆の被害に向き合う姿勢を示す一方、核を巡る議論がアメリカ主導で進まないよう、くぎを刺すねらいがあるものとみられます。