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オバマ大統領は13日、首都ワシントン郊外のCIA=中央情報局で、過激派組織ISへの軍事作戦などに関する最新の情勢について説明を受けたあと、記者会見しました。
この中でオバマ大統領は、これまでの軍事作戦の結果、ISの支配地域が狭まりつつあり、勢力もこの2年間で最も少ない規模になっているという認識を示しました。そのうえで、「いまやイラクやシリアでは、ISが守勢に回り、われわれ有志連合が攻勢をかけており、この勢いを維持していく」と述べ、引き続きISに対する攻勢を強めていく考えを強調しました。
一方、有志連合のウォレン報道官は13日の記者会見で、イラクやシリアでISが失った支配地域が全盛期の40%に達するという見方を示したうえで、「ISの戦闘部隊の能力をそぎ、勢いを食い止めることに焦点を当てた作戦の第1段階が完了した」と述べました。そして、今後、対ISの軍事作戦が、組織の壊滅を目的とした第2段階へと移行し、支配地域などのさらなる分断を進めて、重要拠点の奪還を目指す方針を明らかにしました。