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アメリカ国防総省によりますと、中国軍は17日に、南沙(スプラトリー)諸島のファイアリークロス礁に造成した人工島に、軍用機を着陸させたということです。
ファイアリークロス礁には、軍用機も利用できる3000メートル級の滑走路が整備され、中国はすでに民間の航空機の試験運用を実施していますが、軍用機の着陸が公式に確認されたのは、これが初めてです。
中国軍は着陸を公表し、その目的について病気の労働者3人を搬送するためだったと説明していますが、アメリカ国防総省は「民間のためと言いながら、軍用機を使った理由ははっきりしない」と指摘しています。
中国は、南沙諸島のスビ礁とミスチーフ礁にも3000メートル前後の滑走路の整備を進めており、アメリカ国防総省は、中国が戦闘機などを展開させるなどして、軍事的な影響力を南シナ海全域に広げるのではないかと警戒しています。
このため、アメリカ国防総省は「中国には南沙諸島で軍用機の展開を計画していないことをはっきりさせてもらいたい」とのコメントを出し、中国をけん制する姿勢を改めて強調しました。

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