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焦点:南シナ海仲裁裁判に台湾が横やり、裁定遅延の恐れも | ロイター

台湾の政府系団体が、南シナ海の領有権をめぐりフィリピンが中国を相手取って起こした国際仲裁手続きに対して、横やりを入れている。台湾にも主張する権利があるとの政府見解を強調する陳述書をオランダ・ハーグの常設仲裁裁判所に提出したためだ。

フィリピン政府は、実質的に南シナ海全域に関する権利を主張する中国に対し、南沙(英語名スプラトリー)諸島は島ではなく「岩礁」や「環礁」などであり、故に200カイリの排他的経済水域EEZ)は当てはまらないなどと反論している。


台湾が実効支配する太平島はスプラトリー諸島最大で、一部の専門家は島としての地位と経済水域を同島が最も主張できると考えている。ブルネイが付近の海域を主張する一方、スプラトリー諸島は中国、ベトナム、マレーシアも権利を主張している。


台湾当局者は、太平島は自然に人が居住できない「岩礁」であり、故に島の地位もEEZも主張できないとしたフィリピンの陳述書にいら立っている。