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清原被告 涙ながらに謝罪 野球に対する思いも | NHKニュース

清原被告は紺色のスーツと青色のネクタイ姿で法廷に入り、裁判官に職業を聞かれると、「無職です」と答えました。
そして覚醒剤を使った罪などについて「間違いありません」と述べ、起訴された内容を認めました。
本人への質問では、覚醒剤を使うようになった時期について「引退後まもなく」と説明し、現役時代の使用は否定しました。
覚醒剤を使った理由については、「9歳からずっと野球をやっていて、その中のストレスやプレッシャー、不安は野球で解決できた。しかし社会の中のストレスや不安は解決法がなく、こういう思いから薬物に手を出したのだと思う」と話しました。
また、「使うたびに後悔し、やめようと思ったこともある。それでもやめられなかったのは、自分の弱さが原因だ。社会に適応できない自分から逃げていた」と話しました。
覚醒剤の入手経路については、清原被告と共に起訴されている小林和之被告とその知人から手に入れたと説明し、暴力団の関与は否定しました。
覚醒剤を使っていた頻度や、これまでにいくら払ったかについては、「よく覚えていません」などと具体的には説明しませんでした。
清原被告は時折すすり泣きながら質問に答え、特に家族に対する思いを聞かれると、「2人の息子には申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と、ことばを詰まらせていました。
そして、「自分の犯した罪でたくさんの人を裏切り、本当に申し訳ありません」と謝罪しました。
今後については、「自分の罪を野球でというのは、野球に対して失礼だ。まずは自分の心と体を健康にして、野球に向き合いたい。自分は野球しかしてこなかったので」と、ことばを選びながら話していました。
また、法廷では清原被告の立ち直りについても審理されました。清原被告の弁護士は、病気で法廷に来ることができなかった父親の手紙を読み上げました。
手紙には、「人の役に立つ人間に生まれ変わってほしい。親としてできるかぎり支援したい」とつづられていました。
弁護士は、清原被告の親類が立ち直りを支援する会を立ち上げたことや、寛大な判決を求める480人分の署名が集まっていることも明らかにしました。
古くからの友人で日米の野球界で活躍した佐々木主浩さんは、法廷で証言に立ち、「裏切られたという思いはないが、ただただショックでした。もっと僕らがそばにいて、相談に乗ってあげられたのではないかと後悔しています」と話しました。
そして、「彼を支援したいという先輩や後輩、同級生は大勢います。同級生とは彼と野球教室やボランティアをやっていこうと話しています。彼にはこれからも野球に関わる仕事をしてほしい。2回目はないと信じています」と述べました。
清原被告は涙を拭きながら、佐々木さんを見つめていました。
一方、検察は、「覚醒剤が被告の生活の一部になっていたことは明らかだ。引退後もタレントとして注目される存在でありながら違法な行為をしていたが、家族や知人が監督を約束するなど有利な事情もある」として、懲役2年6か月を求刑しました。
これに対して弁護側は、保護観察の付いた執行猶予の判決にするよう求めました。
最後に清原被告は「本当に申し訳ありませんでした」と述べ、深く頭を下げました。
法廷を後にするときには、佐々木さんと握手を交わしていました。
審理は17日ですべて終わり、判決は今月31日午後1時半に言い渡されます。