どんな問題でも、その深刻度合いを知るには、9割、この2つのやり方が通用する|はじめての問題解決力トレーニング|ダイヤモンド・オンライン
問題解決のアプローチとして、本質的な問題がどこにあるのか、を知ることが重要ですが、その際、「その問題は、どの程度深刻なのか」を知ることが重要です。その際のやり方として、1)他人と比較してみる、2)現在と過去を比較してみる、の2つが有力です。
いろいろな疑問を持つのは大事なことです。なぜならば、それが次の“知らなかった世界”を知るきっかけになるからです。
でも、頭の中に浮かんだすべての疑問に答えようとして、思いつく限りのデータを集めて次々にチャートを描くのは効率的とはいえません。言い換えれば、疑問の取捨選択が必要ということ。そうすることで本質的な問題の発見に一歩近づくことができます。
では、問題の発見につながるよい疑問とそうでない疑問は、どのようにして判断するのかを見ていきましょう。
顕太さんの場合、ダイエットをしたとはいえ、体重は増加傾向にありました。その原因も気になるところですが、最初に知るべきなのは、本当に肥満状態にあるのかどうかということです。