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3分でわかる戦略思考!本質を見抜き、答えに素早くたどり着く|ビジネススキル大全|ダイヤモンド・オンライン

 仕事ができる人は、会議などで議論の本質を突いて論理的に話すことができます。


 反対に仕事ができない人は、話していても枝葉末節に脱線して要領を得ず、本質を離れた議論に終始してしまうものです。

 戦略思考とは、「経営課題に対して、経営者視点で環境を正しくとらえ、課題の優先順位を明確にしながら戦略目標を達成に導く思考法」です。ビジネスの基本となる思考法といえます。

戦略思考をはじめて体系的にまとめ、世の中に発表したのは、日本人です。なんと1970年後半、オイルショックのころに「戦略思考」という形で登場しています。


 これを紹介した本が『企業参謀』です。著者は、経営コンサルティング会社のマッキンゼー・アンド・カンパニーの元日本支社長で、今はビジネス・ブレークスルー大学学長でもある、大前研一さんです。彼は、日本で最初の本格的な戦略コンサルタントと呼ばれた人です。

 戦略思考とは、本質を見抜く思考のことです。そのために、まず事象を分解します。これにより、渾然一体となっていたり、「常識」というひと言で片付けられたりしている事象のカラクリを正確に把握していきます。


 たとえば、『企業参謀』では、「東京から伊勢志摩の一泊旅行でスポーツ三昧、1万7000円のパッケージ旅行は安いか」という設問があげられています。

一度パーツに解きほぐし、個々の要素を正しく把握します。そのうえで、それぞれが持つ意味を自分に都合のいいように組み立て直します。

戦略思考で大事なことは、問題に取り組む際の姿勢と方法です。設問を考える際には、解決策志向的な設問を行うことが重要です。

 大事なことは設問の訓練です。「漫然とした改善策を集めるための設問」をしていてはいけません。「解決策につながる設問」が常にできるように意識し、訓練し、心がけておくことが大切です。

#勉強法