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国連とOPCWは、内戦が続くシリアでの化学兵器の使用実態について共同で調査を行い、30日に報告書を公表しました。
調査責任者のガンバ氏は、国連本部で記者団に対して、シリアの空軍がおととし4月と去年3月に有毒ガスを攻撃に使用したほか、去年の4月にはISも化学兵器の一種、マスタードガスを使用したと結論づけたことを明らかにしました。
そのうえで、ガンバ氏は「シリアで今も化学兵器が使われていることに注目している。化学兵器の使用がシリアの至る所で常態化するようなことがあってはならない」として強い危機感を示しました。
アメリカのパワー国連大使は「長い間疑われてきたシリアの政権による化学兵器の使用が初めて公式に裏付けられた」として、アサド政権を批判しました。
一方、シリアのジャファリ国連大使は「報告書は証拠に欠けており、結論とは言えない」と反論し、今後、欧米とアサド政権との対立が一層深まることも予想されます。

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