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国連では、ことしいっぱいで任期が切れるパン・ギムン(潘基文)事務総長の後任の次期事務総長を選ぶ手続きが進められていて、9日、安保理で4回目の投票が行われました。
投票は非公開で行われ、国連の外交筋によりますと、10人の候補者のうち、過去3回の投票でいずれも最多の支持を得た、ポルトガルの元首相のグテーレス前国連難民高等弁務官が、今回も最も多い支持を獲得したということです。
これまで事務総長の選出は、安保理で投票を繰り返す中で支持の少ない候補者が辞退し、最終的に常任理事国が拒否権を行使できる投票に切り替えて、候補者を1人に絞り込んできました。
安保理では今月26日に5回目の投票が行われたあと、来月初めには常任理事国が拒否権を行使できる投票が行われる予定です。
国連の外交筋は、来年1月から任期が始まる新しい事務総長の準備期間を考慮すれば、来月中には選出されるのではないかという見通しを示しています。このため今後は、4回の投票で連続して最多の支持を獲得したグテーレス氏を最有力候補に、候補者の絞り込みが進むものと見られます。