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共和党のトランプ氏はアメリカで人気のテレビの健康情報番組に出演し、15日、放送されました。
この中でトランプ氏は、番組の司会をつとめる医師に対し、先週、受診したとする診断記録を見せました。司会者がコレステロールや血圧の数値を読み上げて、「数値はいいですね」と述べたのに対し、トランプ氏は「いつも血圧は良好だ。健康ではない者には大統領はつとまらない」などと述べて、クリントン氏の健康問題を暗に指摘して自分こそが大統領にふさわしいとアピールしました。
そして、司会者が「あなたが当選した場合、70歳で史上最高齢の大統領となるが、その体力が本当にありますか」と質問すると、「私の感覚は30歳のときと変わらない」と答えました。
トランプ氏の陣営は15日、この診断記録を公表し、医師の評価として「トランプ氏の健康状態はすばらしい」と記されています。
各種の世論調査の平均値では、クリントン氏の支持率が45.7%なのに対し、トランプ氏は44.2%と2人の差は1.5ポイントに縮まっており、さらに、接戦州のオハイオ州フロリダ州などではトランプ氏の支持がわずかに上回っています。
民主党クリントン氏が肺炎のため遊説を一時中止したことを受け、トランプ氏は巻き返しを図っており、この問題の今後の選挙戦への影響が注目されています。

共和党のトランプ候補は15日、地元ニューヨークでみずからの経済政策について演説しました。
この中でトランプ氏は、オバマ政権のもとでは成長が停滞して雇用が失われていると主張し、与党・民主党クリントン候補もその経済政策を推し進めようとしていると批判しました。


そのうえでトランプ氏は、企業や個人の減税、それに規制緩和を行うとし、「私の政策のもとでは、今後10年間の成長率は平均3.5%に達し、2500万人の雇用を創出できる」と強調しました。
そしてトランプ氏は、成長率の目標として、最大で年4%を掲げました。またトランプ氏は、国内の雇用を守るとして、TPP=環太平洋パートナーシップ協定から離脱する姿勢を改めて示しました。

#米大統領選#トランプ#TPP