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ロシアでは、先月、日本側が提案した8項目の協力プランの窓口も務めたウリュカエフ経済発展相が、国営の石油会社どうしの株の取り引きの認可をめぐって巨額の賄賂を受け取った罪で訴追、解任され、後任の人事に関心が集まっていました。


こうした中、プーチン大統領は30日、ロシアの大手銀行などで経済専門家として勤務した経験を持つ34歳のオレシュキン財務次官を後任の経済発展相に指名し、モスクワのクレムリンで直接、本人と面談しました。
この中で、オレシュキン氏は「経済成長を妨げる要因を取り除き、軌道に乗せるためのカギとなる対策を準備することが重要な課題だ」と抱負を述べました。これに対して、プーチン大統領は「まだ若いが経験豊かな専門家だ。成功を祈る」と述べて、期待を示しました。


再来年に予定されている大統領選挙を前に、プーチン大統領は政権内で世代交代を進めており、重要閣僚である経済発展相へのオレシュキン氏の登用もその一環と見られています。