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  エラリアン氏は28日、ブルームバーグテレビジョンのインタビューで「この移行が果たされなければ、金融市場の変動抑制や成長促進で中央銀行はそれほど効果的でなくなるだろう。政治制度はいっそう複雑になり、政治がこれまで以上に経済を汚す。そうなれば市場は、この経済・政治環境でバリュエーションは合理的なのだろうかと自問自答せざるを得なくなろう」と語った。


  米大統領選でドナルド・トランプ氏が予想外の勝利を収めた昨年11月8日に比べ、ダウ工業株30種平均は依然12%程度高い。だが直近では8営業日連続して下落しており、2011年以降で最長の続落となっている。


  金融危機後の長期にわたる世界的な低成長を「ニューノーマル」と表現し、この言葉を世に広めたエラリアン氏だが、今回のインタビューでは「いわゆる『ニューノーマル』は終わりつつある。自己矛盾によって食い尽くされようとしているからだ」と指摘。「経済成長や企業業績で政策主導の回復に移行するならば良い。そうならなければ、世界は違った道を進む可能性がある」と述べた。


  ただ、多くの投資家が多額の資金を抱えており、それが政治の無策による混乱へのクッションになるかもしれないとの見方も示した。「数年は大丈夫だと思う。資金がある限り、市場の反応は限定される。だが資金が尽きるときも来る」と続けた。


原題:El-Erian Sees Risk of Political Contamination as New Normal Ends(抜粋)