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シリアの国営通信によりますと、18日、シリア中部のハマ近郊にあるアサド政権の統治下にある村がISの襲撃を受け、激しい戦闘が起きました。この襲撃で15人の子どもを含む少なくとも52人が死亡し、中には首や足を切断された遺体も見つかったということです。内戦の情報を集めているシリア人権監視団は、この地域でのISの攻撃としては過去2年余りで最も激しく、犠牲者の数はさらに増えるという見通しを伝えています。


監視団によりますと、ISは1つの村を制圧したうえで、もう1つの村も大部分を支配下に置き、政府軍がこれを奪還しようと反撃を試みているということです。


シリアでは、政府軍がISへの攻勢を強めているほか、アメリカなどの支援を受けるクルド人主体の部隊もISが首都と位置づける北部のラッカの奪還に向けた作戦を続けていますが、ISも奇襲や自爆攻撃で激しい抵抗を続けています。