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トランプ陣営とロシアの関係を捜査していたさなかに解任されたFBIのコミー前長官は、ことし2月に捜査対象だったフリン前大統領補佐官について、トランプ大統領から「この件は放っておいてほしい」と言われ、捜査中止の指示と受け止めたと議会の公聴会で証言しました。


これに対しトランプ大統領は一夜明けた9日、記者会見で、「私はそんなことは言っていない」と反論しました。


そのうえで、宣誓して証言することや特別検察官に説明することにも前向きな姿勢を示したほか、コミー氏との会話の録音記録があるかどうかについては近く説明すると述べました。


さらに、コミー氏が大統領との会話の内容のメモを報道機関に伝えるため友人と共有したと明らかにしたことを念頭に、「コミー氏は情報漏えい者だ」と批判しました。


そして、トランプ大統領は「共謀も妨害もないことが証明された」と述べ、公聴会で自身の潔白が証明されたと強調し、双方の主張が真っ向から対立しています。

アメリカメディアは9日、トランプ大統領の弁護士が、大統領との会話の内容のメモを報道機関に伝えるため友人と共有したと明らかにしたFBI連邦捜査局のコミー前長官を情報漏えいで調査するよう、司法省の監察官に求める方針だと伝えました。


一方、アメリカ議会下院の野党・民主党のトップ、ペロシ院内総務は9日の記者会見で、コミー氏がトランプ大統領から元側近への捜査を中止するよう指示されたと受け止めたと証言したことについて、「トランプ大統領が権限を悪用したのは間違いない」と指摘しました。そして、司法妨害にあたるかどうか解明されるべきだと訴えました。さらに、トランプ大統領がコミー氏の証言に対しツイッターで反論したことについて、「大統領としての適格性を疑う」と批判しました。