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国内金融機関の平均年間給与は、スルガ銀行が85地方銀行の中でトップで、メガバンク三菱東京UFJ銀行やみずほ銀行の水準を上回っていることがブルームバーグ・ニュースの集計で分かった。


  スルガ銀行が1531人の従業員に支払った年間の平均の給与は、賞与と基準外賃金を入れて810万6000円で地銀首位。2位は静岡銀行で、千葉銀行阿波銀行群馬銀行と続いている。各行がこのほど金融庁に提出した有価証券報告書をまとめた。


  明治28年に設立、静岡県を中心に神奈川県、東京、北海道内に133店舗を持つスルガ銀はユニークなビジネスモデルを持つ。個人が主な顧客で、住宅ローンやカードローンなどを提供、年利8%のロードバイク購入ローンなどの商品もある。マイナス金利の環境下でも同行の2016年度の純利益は5年連続となる過去最高を記録した。


  同行の平均年間給与はメガバンクの最大の三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の三菱東京UFJ銀の773万8000円、みずほフィナンシャルグループみずほ銀行の744万5000円を上回っている。


証券では1000万円超も


  地銀、都市銀行、証券会社全体では、野村ホールディングス野村証券が1087万1600円でトップだった。大和証券極東証券がこれに続いている。


  今回のランキングには外国資本の金融機関は含んでいない。また信託銀行や政府系金融機関も除外されている。統合などにより設立された持ち株会社では、子銀行の給与平均を開示していない場合もある。

スルガ銀行 - Wikipedia

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